スタッフブログ 失敗しない家づくりのためのお勉強
ガスコンロとIHヒーターはどちらを選ぶべき?
目次
こんにちは!オオトリ建設の菊地です!
今日のコラムを書き始める前に、皆様にお知らせがあります!!
もうお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、オオトリ建築はこのたび社名を変更いたしました!
旧社名:オオトリ建築
新社名:オオトリ建設
そして社名変更を機に、有限会社から株式会社へと変わりました!
心機一転、より一層お客様に寄り添ったお家づくりをしていきたいと思っておりますので、
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします<m(__)m>
さて、今日のコラムです!
ご家庭の調理機器の代表でもあるコンロ。
「ガスコンロとIHクッキングヒーターのどっちがいいの?」とお悩みの方も多数いらっしゃると思います。
オール電化を希望するならIH、料理が好きで昔ながらの使い勝手が良いという方はガスコンロ、といったように利用する環境や好みによって変わってきます。
今回は、ガスコンロ、IHクッキングヒーターそれぞれの特徴をご紹介していきます。
それぞれのポイントから比較してご購入の参考にしてください。
▼目次
・ガスコンロとは?
・ガスコンロのメリットとデメリット
・IHクッキングヒーターとは?
・IHのメリットとデメリット
・IHの正しい使い方
・まとめ
ガスコンロとは?
以前から使われていて馴染みのある調理器具といえばガスコンロです。
最近はゴトクが簡単に外せてお手入れできたり、便利な機能がついて安全性が高くなったものもたくさん販売されています。
ガスコンロのメリットとデメリット
メリット
火力を自由に調節できる
2口でも3口コンロでも同時に強い火が出せるのは、IHにはない強みです。
フライパンからコンロから遠ざけ、振ってかき混ぜる動作ができ、まんべんなく食材に味を行きわたらせることができます。
程よい焦付きを出すなどアレンジが効くので料理にこだわりを持つ方にはおすすめです。
調理器具を選ばない
ガスコンロの場合ほとんどの調理器具(フライパンや鍋など)に対応しています。
新しい調理器具を購入する際にコンロに対応しているかどうかを確認する手間が省けます。
停電時でも使用可能
万が一、天災などのガスの供給が止まらない限り普段通り使うことができます。(※一部を除く)
またLPガスなら安全を確認できれば緊急時にも利用できます。
デメリット
火を扱うため危険
まわりに燃えやすいものがあると火事になったり、ガス漏れを起こす可能性があったりと、取り扱いには注意しないといけません。
しかし最近では安全装置が付いていて、放置したとしても自動で火を消してくれるガスコンロがほとんどです。
安心して使えるようになっていますね!
夏場は暑い
火を使うことでまわりの空気が熱くなります。
夏場は換気扇を回していてもかなり熱がこもってしまいます。
キッチンを過ごしやすくするための工夫が必要です。
お手入れが大変
IHは天板がフラットなので料理をしている時に汚れてしまってもサッと一拭きするだけできれいな状態を維持できます。
ですがガスコンロの場合凹凸があるのでしっかりとお手入れするには時間がどうしても掛かってしまいます。
特にゴトクは焦げ付いたりすることがあるので汚れを落とすことが大変です。
IHクッキングヒーターとは?
IHクッキングヒーター(以下IH)とは、電磁調理器のことを指します。
IHの中には磁力を発生させるコイルがあり電気を流すことで熱が発生する仕組みです。
IHは火を使わないから安全と思ってしまいますが、間違った使い方をしていると怪我や火事の原因にもなってしまいます。
IHのメリットとデメリット
メリット
安全性が高い
火を使わないため火災の危険性が低いです。
さらにコンロから調理器具をはなすと自動的に加熱がストップするので消し忘れ防止になります。
そして身体に有害な窒素酸化物が発生しないので室内の空気を綺麗に保ちつつ安全な環境で過ごせます。
お手入れがラク
ガスコンロのような凹凸がないので吹きこぼれや油はねした場合にフキンで拭くだけでお掃除ができます。
綺麗な状態を保てるため普段から来客が多い、忙しくてお掃除の時間がない、お子さんがいて雑菌が気になるなどのお悩みを持つご家庭におすすめです。
省エネ
IHコンロの火力は弱いという印象を持たれがちですが、実は熱の伝わり方が非常に早くすぐに強火にできます。
また液晶パネルで操作ができ火加減のコントロールがしやすく、余分な熱を出さないことから省エネにつながります。
デメリット
火加減が難しい
IHは電力を使える容量が決められているので、コンロの火力が強くしすぎてしますとブレーカーが落ちてしまうことがあります。
素材を均一に加熱できる反面、表面だけ焼いたり、炙ったりということができないので直火を使用する料理には不向きです。
炒め物など強い火力で一気に仕上げる料理にも向きません。ガスコンロと同じような火力で料理をしてしまうと天板が焦げてしまうことがあります。
茹でるや煮るという料理をする場合は問題ありませんが、焼く、炒める時には注意が必要かもしれません。
調理器具に制限
フライバンや鍋などの調理器具はIHに対応したものでないと使えません。
以前ガスコンロで使っていた場合、IHに対応したものに買い替えないといけないこともあります。
使用できる素材としては、鉄やステンレスはOKですが、銅やアルミといったものは使えないなど制限があります。
停電時には使用できない
電気を使用するため停電時に使用できません。
お住まいの地域にもよりますが、地震や台風の時に停電してしまう可能性があるのであれば選択を考えないといけません。
IHの正しい使い方
揚げ物をする時は特に注意
IHは素早く高温に温度を上げられる特徴があります。
揚げ物をする場合に通常の加熱ボタンを押してしまうと、油が自然発火する温度まで上昇してしまいます。
ですので揚げ物をする場合は必ず揚げ物専用の機能やボタンを使いましょう。
また必要な油の量が決められているので説明書をしっかりと確認しておきましょう。
汚れ防止カバーは敷かない
料理をするときに汚れ防止カバーを敷くという方もいるかもしれません。
しかし鍋底とプレートが直接接しないため、鍋底の温度を正確に検知できず、温度がどんどん上がって発火してしまう場合がありとても危険です。
汚れてもお手入れが簡単なのがIHの魅力ということを知っておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
それぞれにメリットとデメリットがありますので「絶対にこっちがおすすめ!」とは言いがたいです。
良いところばかり見ていると、購入後に見逃していたデメリットによってストレスを感じてしまうこともあります。
キッチンのリフォームの際は、ご家庭のライフスタイルをイメージすることで選びやすくなるでしょう。
もしガスコンロかIHか迷われた場合はご相談ください!
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