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タンクレストイレが選ばれる3つの理由
目次
こんにちは!オオトリ建設の菊地です!
さて、今日は「タンクレストイレ」についてお伝えします!
タンクレストイレは、水を溜めるタンクがないタイプのこと。
圧迫感がないため、トイレの個室がスッキリ広々使えます。
最近お客様の中でもタンクレストイレにしたいとおっしゃる方が増えてきています。
特に1階のトイレでの採用が増えていますね。
ただ、マイホームに採用するなら、デメリットもきちんと知っておいてほしい機器でもあります。
そこで今日は、メリットデメリットを整理しながら、タンクレストイレが選ばれる理由をお伝えしていきます!
▼目次
・タンクレストイレとは?タンクのないすっきりトイレ
・タンクレストイレが選ばれる3つの理由
・タンクレストイレのデメリット?4つの気になる点
・タンクレストイレのデメリットを避ける方法
・まとめ:メリットデメリットをよく知って、導入を
タンクレストイレとは?タンクのないすっきりトイレ
タンクレストイレとは、「水を貯めるタンク」がないタイプのトイレのことです。
最近は公共施設でも使われるので、使ったことがある!という方も多いですね。
タンクがないとこんなにおしゃれでスッキリ!
家づくりでも採用する方が増えていますが、メリットだけでなくデメリットも知っておくと安心して選ぶことができます。
タンクレストイレが選ばれる3つの理由
タンクレストイレが選ばれるのは、次の3つのメリットが理由にあげられます。
メリット1:デザイン性が高い
一番のメリットは、このデザイン性!
かなりスッキリしていておしゃれですよね。
空間になじみやすく、スペースの取れないトイレも広く見せてくれるので、設計者はかなり助けられています。
メリット2:掃除がしやすい
タンクありのトイレはでこぼこが多く、汚れがたまりやすいのが難点です。
しかし、タンクレストイレは、凹凸やすき間が少ないデザインで、表面がつるりとしています。
裏側にも簡単に手が届くので、日々の掃除がしやすいのが大きなメリットです。
メリット3:コンパクトなサイズ感
※参考イメージ(TOTOのトイレカタログ画像を並べて作成しました)
タンクありのトイレに比べ、本体サイズが小さいのもタンクレストイレの特徴です。
一般的なトイレは、畳1枚より少し小さいくらいの空間で広くはありません。
その中に、タオルかけや収納もおさめるわけですから、トイレ本体が小さいのはとてもありがたい!
トイレの空間をすっきり広々使えますね。
タンクレストイレのデメリット?4つの気になる点
使う人によってはデメリットではないかもしれませんが、気になる点があることも知っておきましょう。
デメリット1:コストが高い
どのメーカーも、タンクレストイレはタンクありに比べて割高の設定です。
ウォッシュレットありの場合、定価では5〜10万円くらい高くなります。
加えて、タンクレスの場合は手を洗う場所がないので別に手洗器をつけなくてはなりません。
トータルの導入コストが高くなるため、全体のバランスをみながら予算組みをしていく必要があります。
デメリット2:故障したら全部交換!
タンクレストイレで悩む理由ナンバーワンはこれかもしれませんね。
もしトイレが故障した場合、タンクレストイレは本体含め全部交換することになります。
故障で多いのは、ウォッシュレットの電気系統の故障や便座の割れなど。
タンクありなら、本体、ウォッシュレット(便座)、タンクが別々にできているので、壊れたところだけを交換できます。
しかし、タンクレスは一体型のためそれができません。
つまり、トイレをまるまるもうひとつ購入することになります。
工事費もかかるので、それなりの出費に…。
設備機器はいつか必ず壊れますので、10数年後〜20年後くらいにこのコストがかかってきます。
デメリット3:停電時の水の流し方
タンクレストイレは、水を流すレバーではなくリモコンで水を流します。
そのため停電時の対応が気になるところ。もちろん停電しても水は流せます。
メーカーによって違いますが、一般的なのは次の2つの方法。
・リモコンに乾電池をいれておく
・本体横のカバーをはずすと、レバーがでてくる
流せないわけではありませんが、少し手間がかかることを知っておきましょう。
デメリット4:水圧が低い家では使えない
タンクレストイレの水は、直接水道管につながっていて、その水圧で流します。
そのため水道の水圧が低い場合は、そもそもタンクレストイレを設置できないことがあります。
例えば、マンションの高層階、高台にある戸建て、戸建ての3階では水圧が足りないケースが出てきます。
この場合、圧を上げるためのブースターをつけて対応可能なこともあります。
導入前によく相談しましょう。
タンクレストイレのデメリットを避ける方法
ここまで読んで、けっこうデメリットもあるなと感じた方。
大丈夫です、こうすればある程度デメリットも回避できる方法をお伝えしますね!
それは、
「1階トイレにタンクレストイレ、2階トイレにタンクありトイレを設置する」
という方法です。
こうすることで、リスクを分散しつつ、タンクレストイレのメリットも、タンクありトイレのメリットも両方いかすことができます。
まとめ:メリットデメリットをよく知って、導入を
いかがでしたでしょうか?
タンクレストイレは、見た目のおしゃれさだけでなく、掃除のしやすさやコンパクトなサイズ感もあり選ばれることが増えています。
故障した時の費用や対応についてよく知っておくことは大切ですが、2階トイレとタイプを変えてリスクを分散させておけば、そのハードルは下がるのかなと感じています。
いずれにしても、メリットデメリットをよく知っておけば、安心して採用できますね!
わからないことがあったら、お気軽にご相談ください!
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