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スタッフブログ 失敗しない家づくりのためのお勉強

多彩な張り方を楽しめる!フローリングの魅力

目次

こんにちは!オオトリ建設の菊地です✨

2月に入りましたね!明日は節分です👹

大人になると豆まきよりも、どこの恵方巻を買おうか、どんな恵方巻にしようか…今から楽しみです♪

今年の恵方は北北西らしいですよ。

 

さて、今日はフローリングの「張り方」のお話をしたいと思います。

フローリング選びでは、まず「好きな色味」や「必要な硬さ」などから、お客様の好みを探ります。

そして、次にご提案するのは「張り方」です。

張り方にも種類があるんです。ランダムに継ぎ目がくるもの、すっきりそろったものなど、張り方でお部屋の印象はけっこう変わります。

今日は、そんなフローリングの張り方について実例をまじえてご紹介します!

 

 

 

▼目次

・フローリングの長さで、選べる張り方が変わる

・インテリアになじむ、スタンダードな張り方

└ 乱尺張り

└ りゃんこ張り(定尺張り)

・個性を感じる、デザイン性の高い張り方

└ ヘリンボーン張り

・まとめ:部屋のイメージに合わせて貼り方を選ぼう

 

 

 

フローリングの長さで、選べる張り方が変わる

 

▶このお家をもっと見る⇒ 『 2階リビングを楽しむイエ 』

 

フローリングの部材は、長方形の板状をしています。

この長さには2つのタイプがあり、長さの違いでフローリングの張り方も変わります。

 

 

・ 定尺:すべてのフローリングを一定の長さでそろえた商品

・ 乱尺:長さが一定ではなく、300mmから1,800mm程度の中で様々な長さがある商品

 

 

一本の丸太からフローリングを切り出す時、できるだけ残さず活用しようとするとこうした長さの違いがでてきてしまうんです。

ちなみに、長さのそろった「定尺」は少ししかとれないので、やっぱり高価。

いろんな長さをランダムに使う「乱尺」の方がやはり量は多いです。

 

 

でも、施工しやすいのは「定尺」です。

そのため、短いピースをつなげて1本にした「ユニタイプ」というフローリングが登場し、日本では最も多く販売されています。

「ユニタイプ」なら敬遠されがちな節や色が違う部分を取り除いて、1本のフローリングにすることができます。

いいところ取りで予算も抑えやすいフローリングと言えます。

 

 

 

インテリアになじむ、スタンダードな張り方

 

よく使われるのは、「乱尺張り」や「りゃんこ張り(定尺張り)」の2つです。

「木の色」や「木目」など選んだ木の特徴を感じやすいシンプルな張り方です。

主張しすぎないので、インテリアにも馴染みやすいですね。

施工時の手間やロスも少ないため、余分なコストがかかりにくいこともポイントです。

 

 

乱尺張り

「乱尺張り」は、長さが違うフローリングを組み合わせて張る方法です。

一般的には長さが300mm以上のものを使います。つなぎ目がほどよくランダムに入り、素朴な雰囲気の仕上がりに。

無垢材の場合は、節の有無や色合いが一枚一枚違います。

そんな違いがよいアクセントになるように、バランスよく散りばめるのが職人の腕の見せ所です。

どんなインテリアにも合う張り方ですが、ナチュラルさやかわいらしさを加えたい時によく使います。

 

▶このお家をもっと見る⇒ 『 大工が暮らす終の住み家 』

 

 

りゃんこ張り(定尺張り) 

同じ長さのフローリングを一定の間隔でずらして張る方法です。

レンガでできた壁をイメージすると近いと思います。ずらす幅の違いで、3尺ずらし、1尺ずらしなどのアレンジがあります。

継ぎ目がそろっていて規則性があるため、整然とした清潔感のある印象になります。

シンプルでどんなインテリアにも合わせやすい張り方です。

 

▶このお家をもっと見る⇒ 『 リゾートライク 』

 

 

 

個性を感じる、デザイン性の高い張り方

床の印象を際立たせたい時は、デザイン性の高い張り方を使うこともあります。

フローリングの材のそろえ方や、角度をかえることで、同じ材料でもかなりイメージが変わります。

 

ヘリンボーン張り

長さの短い材を45度に組み合わせて張る方法です。

ヘリンボーンとは「ニシンの骨」という意味で、開いた魚の骨をイメージした柄のこと。洋服や編み物の柄にも使いますね。

ヘリンボーン張りの床は、日本では、西洋の文化が入ってきた明治・大正時代に建てられた洋館でよく使われました。

当時は最新のモダンな技術でしたが、今ではクラシックでレトロな雰囲気を感じさせる張り方として人気です。

 

▶このお家をもっと見る⇒ 『 軒下で暮らす 』

 

 

ヘリンボーンの変形として「フレンチヘリンボーン」という張り方もあります。

小口を45度にカットして張るので、継ぎ目が直線になります。ヘリンボーンよりすっきりとシャープな印象になるため、モダンなインテリアにも似合います。

 

 

 

まとめ: 部屋のイメージに合わせて張り方を選ぼう

 

いかがでしたでしょうか?

無垢フローリングというと色や木の種類が注目されがちですが、張り方でも意外と印象が変わりますね。

床は、面積が大きい分インテリアにも大きな影響を与えます。

ぜひ、イメージに合わせて張り方も考えてみてください!

 

 

 

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