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造作洗面台とは?施工事例を交えてメリット・デメリットや後悔しないための注意点を解説!

造作洗面台とはアイキャッチ

目次

洗面所は家族が毎日使うとても大切な場所です。朝起きて一番はじめに使う洗面所が自分好みのお気に入りの空間であれば、気分よく1日を始められますよね。洗面所空間のなかでも一番中心的な存在である洗面台をどのようなものにするのか、悩まれている方も多いのではないでしょうか。

 

これまで洗面台は、メーカーで販売している既製品洗面台から選ぶのが一般的ではありましたが、自分の好みにあわせてカスタマイズして作るおしゃれな「造作洗面台」を取り入れる方が増えています。

 

本記事では、造作洗面台のメリット・デメリットなどの基本知識から施工事例を交えて洗面ボウルのタイプや設置費用、さらに後悔しないための注意点まで詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

 

造作洗面台とは?

 

 

 

 

 

造作洗面台とは、オリジナルの仕様にカスタマイズする洗面台のことを言います。洗面ボウルをはじめ、洗面所の壁やミラー、カウンター、水栓、収納、照明など、一つひとつのパーツを自分で選び、オリジナルの洗面台を作り上げます。

 

パーツだけでなく、各素材やサイズ、色やデザインまで、すべて選べるので家族構成や間取りに合わせて唯一無二のオリジナルな洗面台を作れるのが最大の特徴です。造作洗面台は、自分好みのデザインや求める機能にでき、さらに洗面空間の間取りに合わせてサイズもカスタマイズできるため人気を集めています。

 

また最近は帰宅後すぐに手洗い・うがいができるように、玄関の近くの廊下やリビングなどに造作で手洗い場を設置するケースも増えており、洗面脱衣所以外の間取りに洗面台を設置する場合も造作洗面台がおすすめです。

 

洗面ボウルのタイプと施工事例のご紹介

造作洗面台のデザインは、特に洗面ボウルの種類やデザインがとても重要です。見た目のデザインももちろんですが、使い勝手やお手入れのしやすさなども洗面ボウルのタイプによって大きく左右されます。

 

ここからは、造作洗面台で設置される洗面ボウルの代用的なタイプを3つ施工事例とあわせてご紹介します。

 

ベッセルタイプ

施工事例 - アウトドアリビングの平屋

施工事例 – アウトドアリビングの平屋

 

カウンターの上に洗面ボウルをのせるタイプで、置き型タイプとも言います。洗面ボウルのフォルムをそのまま見せられるので、洗面ボウルをインテリアのアクセントとしてデザイン性の高い空間を演出できます。

 

こちらの事例は、ベッセルタイプの洗面台に大きな鏡にこだわりのデザインでアートをプラスして、ホテルライクな高級感のあるラグジュアリーな洗面空間になっています。ホテルライクな洗練された空間にするために、収納は壁面収納を設け、スイッチやコンセント関係は正面から見えにくいキャビネット横に設置するという細分まで工夫を凝らしてあります。

 

洗面台の収納をおしゃれに見せるコツについては「毎日がHAPPYに!洗面をオシャレにみせる収納のコツ 前編」をあわせてご覧ください。

 

ベッセルタイプの注意点としては、洗面ボウルとカウンターの間に隙間ができるため掃除がしにくいことや、洗面ボウルとカウンターの高さが異なるためそれぞれが使いやすい位置に高さを調整する必要がある点です。

 

埋め込みタイプ

施工事例 - メインブラック

施工事例 – メインブラック

 

その名のとおり、カウンターに洗面ボウルを埋め込むように設置するタイプです。洗面ボウルを完全にカウンターに埋め込むタイプと、洗面ボウルを一部見せる半埋め込みタイプなどがあります。

 

埋め込みタイプは大きめの洗面ボウルを設置する際も圧迫感がなくすっきりとした仕上がりになり、デザイン性も保ちながらも空間になじむシンプルな洗面台にできます。こちらの事例は、座ってお化粧を楽しめる幅1.7mの開放感のあるおしゃれなオリジナル洗面台になっています。

 

埋め込みタイプのデメリットとしては、ボウルを隠すためにカウンターに厚みが出るため、ベッセルタイプに比べるとカウンター下の収納スペースが減ってしまうことや、カウンターとボウルの間に段差ができるため掃除がしにくい点があります。

 

カウンター一体型

カウンター一体型

施工事例 – コの字の平屋

 

洗面ボウルとカウンターがつぎ目がなく一体化しているタイプです。つぎ目がなくさっとひと拭きで掃除ができるのでお手入れしやすいのが特徴です。

※施工事例は、一体製作可能な洗面ボウルを使用して製作した洗面台です。

 

素材は陶器や人工大理石など耐久性のあるものが使われており、ボウルとカウンター面が同じ高さになるので安心して物を置きやすいというメリットもあります。

 

こちらの事例は、洗面ボウルはホワイト、カウンターはダークグレーに上品なデザインが魅力のカウンター一体型の洗面化粧台です。収納を隣のランドリールームに設けることで、洗面台はシンプルかつスタイリッシュになっています。

 

造作洗面台の費用は?

造作洗面台 事例

施工事例 – 中庭を囲んだプライベートハウス

 

造作洗面台を取り入れたいけど費用が心配なかたも多いのではないでしょうか。

 

一般的な造作洗面台の費用相場はおおよそ35万円~です。既製品の洗面台の場合は、おおよそ20万円~が相場なので、造作洗面台の場合は既製品に比べてだいたい10~15万円ほど高くなります。(素材や仕様によっても異なります)

 

ただし、造作洗面台はすべてのパーツを自由に選べるのでどのような組み合わせにするかによって費用は大きく変わります。造作洗面台を安くおさえたい場合は、工夫次第で既製品と変わらない予算で作ることもできます。

 

造作洗面台を安く作るには?

造作洗面台の費用をおさえるコツは、こだわる箇所をしぼってカスタマイズすることです。

一部に既製品を取り入れたり、収納キャビネットを無くするなど省ける部分は省いた形でオーダー造作することです。例えば、ホテルライクのようにしたい!というこだわりがある場合、一番目に入るカウンター上部の洗面ボウルや鏡、水栓をホテルライクな仕様で揃え、カウンター下部は収納キャビネットを無しににすることで費用を削減できます。

 

また造作でなくても、洗面台本体をテイストにあったデザインの既製品を選び、壁紙や小物アイテムでおしゃれに装飾するだけでもおしゃれな洗面空間を演出できます。

 

造作洗面台のメリット

施工事例 - 365日快適に暮らせるイエ

施工事例 – 365日快適に暮らせるイエ

 

造作洗面台のメリットは、デザインや機能などすべてをオリジナルで自由に設計できることです。

 

メリット1:完全オリジナルのデザインにできる

造作洗面台の最大のメリットは、デザインや機能をすべて自分好みに完全にオリジナルで自由に設計できる点です。既製品の洗面台はメーカーによってデザインやサイズが決まっていてなかなか理想のものを見つけるのが難しいですが、造作洗面台の場合はデザイン、サイズ、機能面などすべてカスタマイズできます。

 

デザインだけでなく、機能面や収納も自由に選べるので、家族構成や生活スタイルに合わせて使い勝手のいいアイテムを取り入れられるのも魅力です。例えば、大家族であればカウンターを広くして洗面ボウルを2つ設置したり、小さなお子さまや車椅子のかたがいる場合はカウンターを低くしたりとさまざまな工夫ができます。

造作洗面台の収納については「収納もおしゃれも取り入れたい!自分だけの造作洗面」も合わせてご覧ください。

 

メリット2:スペースに合わせたサイズにできる

造作洗面台は、デザインはもちろんのこと、洗面台を設置したい間取りの奥行きや幅に合わせて細かくサイズを調整できます。メーカー既製品のユニット洗面台の場合は、サイズの寸法やパターンが決まっているので洗面台を設置したい場所にどうしてもぴったりと収まらない可能性があります。

 

しかし造作の場合は、洗面台を取り入れたいスペースに合わせて、デッドスペースのないピッタリとフィットするサイズの洗面台を設置できます。また洗面機能でけでなく、お化粧するためのカウンターを設けたり必要な収納スペースを作ったりと、かなえたい機能に合わせてサイズを調整することもできます。

 

メリット3:全体の雰囲気やテイストを統一できる

造作洗面台を取り入れる場合、洗面所空間を家全体の雰囲気やテイストと合わせてコーディネートできます。例えば家全体のテイストがナチュラルモダンなイメージの場合や、ホテルライクでシックにまとめているような場合、洗面化粧台や洗面所空間自体のテイストを合わせて統一すると、家全体の雰囲気がまとめり一体感が出ます。

 

カウンターや洗面ボウルの素材やデザイン、鏡や壁紙、収納、照明、タオルハンガーなどすべてをカスタマイズできるので、家全体のテイストや内装の雰囲気に合わせて小物やアイテムなど細部までこだわってオリジナルの洗面化粧台を実現できます。

 

造作洗面台のデメリット

施工事例 - セカンドリビングがあるグレーの四角い家

施工事例 – セカンドリビングがあるグレーの四角い家

 

造作洗面台は一つひとつパーツを自由に選んで完全オリジナルの洗面台を作れますが、その一方で造作洗面台を取り入れる際のデメリットもあります。

 

デメリット1:費用が高くなる

造作洗面台の一番のデメリットは費用が高くなってしまう点です。メーカーの工場で一括して量産される既製品に比べて、造作の場合は完全オリジナルで一つひとつのパーツを個別に組み合わせていくのでどうしても費用は高くなりがちです。

 

また使用する素材やどのようなパーツを選ぶかによって価格は大きく左右しますので、あらかじめ予算や優先順位を決めて施工会社や設計士と相談するようにしましょう。

 

デメリット2:手間や施工時間がかかる

もうひとつのデメリットは、手間や施工時間がかかるという点です。造作の場合はすべてがオリジナルのため、一つひとつの素材やパーツをまずは決めていく必要があります。そのため、どのような洗面台にするのかという仕様を決定するまでにも時間を要します。

 

また既製品であればすでに決まったユニットになっているので、下台を設置し、水栓を繋ぎ、鏡を設置すればほぼ完成となりますが、造作洗面台の場合はより多くの工程が必要となり施工時間もかかります。

 

デメリット3:仕上がりイメージが事前に分かりにくい

既製品の洗面台の場合、事前にショールームで実物を見たりWebサイトでだいたいのイメージをつかめますが、造作洗面台の場合はゼロからカスタマイズしていくため事前に実物を確認できません。そのため、完成してみないと実際の仕上がりイメージや使い勝手が分からないというデメリットがあります。

 

後から「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、あらかじめ完成予想のイメージ図や似た事例をしっかり確認してイメージしておきましょう。

 

造作洗面台で後悔しないための注意点

造作洗面台 事例

施工事例 – ウイテルイエ

 

おしゃれなデザイン性ばかりを意識すると、実際に暮らし始めたときに使いにくさを感じてしまう可能性がありますので注意しましょう。それぞれの家族構成や生活スタイルや予算など、総合的なバランスを考慮して設計することが大切です。

 

こちらでは、後から後悔しないための注意点やポイントを解説します。

 

費用やデザインにおける優先順位を決めておく

造作洗面台はすべてのパーツを自由にカスタマイズできるのが大きな魅力です。当然ですが、こだわりを詰め込めば詰め込むほど費用は高くなります。デザイン性やこだわりを詰め込みすぎて後から後悔しないように、事前に予算やゆずれないポイントを押さえておくことが大切です。

・予算を重視するのか

・デザインを重視するのか

・使い勝手を優先するのか

などあらかじめ優先順位を決めてから施工会社に相談するようにしましょう。

 

洗面台の収納やコンセントの使い勝手を事前イメージする

実際に生活するうえで洗面台の収納面やコンセントの位置など使い勝手が良いかどうかは非常に重要です。デザインや見た目ばかり意識してしまうと、収納が足りず細々したものを収納できず溢れてしまったり、コンセントの位置が遠く使いづらくなってしまう状態になりかねません。

 

後から後悔しないためにも、あらかじめ洗面所に収納したいものをリストアップしてどのくらいの収納が必要か、洗面所で電気を使いたいシチュエーションや充電したいものを考えておきましょう。実際の生活スタイルをイメージしてそれぞれの配置や収納サイズを決めると失敗を防げます。

造作洗面台の収納については「収納もおしゃれも取り入れたい!自分だけの造作洗面」も合わせてご覧ください。

 

まとめ

造作洗面台は、デザインや機能、サイズなどを自分の好みや希望に合わせてカスタマイズして世界にひとつだけのオリジナルの洗面台を作れます。ただし、造作の場合はすべてをオリジナルで作れるからこそ、おしゃれなデザイン性だけでなく実際に使う際の使用用途や生活スタイルを考慮して設計しないと使い勝手が悪くなってしまう可能性もあります。

 

実際に設置したときのメリットやデメリットを事前に把握して、デザイン性と機能面を兼ね備えた理想の造作洗面台を取り入れましょう!

 

▼おしゃれな家の外観事例は、インスタグラム,Youtubeで配信をしています。是非チェックしてみてください!

 

 

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