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注文住宅購入の流れについて解説!計画〜引き渡しまで7ステップで解説します。
目次
注文住宅は検討をはじめてから引き渡しまで、おおよそ9ヶ月〜1年強かかります。そのため、注文住宅を建てて新居での生活をスムーズにスタートするためには、まず「注文住宅を建てる流れ」や「各工程にかかる期間」を理解し、スケジュールを組む必要があります。
本記事では、注文住宅の検討から引き渡しまでの全体の流れから、注文住宅にかかる費用や支払いとローンの流れまで詳しく解説します。早い段階で全体の流れを把握しておけると、時間や心に余裕が生まれ、効率よく楽しい家づくりができます。
注文住宅を検討する際は、ぜひ参考にしてみてください。
【注文住宅】流れと期間の全体像
はじめに、注文住宅の検討から引き渡しまでの流れと期間の全体像を見てみましょう。注文住宅を建てるまでの流れは、主に次の7ステップに分かれてます。
期間と目安としては、検討をはじめてから引き渡しまで、〈STEP1~3〉2~3ヶ月、〈STEP4~5〉3~4ヶ月、〈STEP6~7〉4~6ヶ月で、全体的には9ヶ月〜1年強ほどかかります。
ただし、上記の期間はあくまでも目安です。どのような間取りやデザインにするか、どれだけ細かくこだわるかによっても期間はかなり変動します。また、昨今の世界情勢によっても資材が入りにくい状況も考えられますので、特に新生活に合わせて希望の住居時期があるような場合は早めに検討を開始することをおすすめします。
ステップ1〜7の工程ごとに詳細を見ていきましょう。
STEP1:予算の検討・家のイメージづくり
STEP1では、準備段階として予算の検討と家のイメージづくりをします。予算の検討は、家を建てるうえで最も基本となる重要なステップです。
まずは、どのくらい予算をかけられるか計算してみましょう。予算を検討する際は、注文住宅の費用と併せて、住宅ローンの資金繰りや返済も考える必要があります。
予算が明確化したら、次に「どんな家に住みたいか」という家のイメージづくりをしましょう。イメージづくりでは、家を建てたい場所、間取りやデザイン、こだわりたいポイントなどを考えます。
工務店やハウスメーカーに相談する前に、事前に家族で話し合い、ある程度のイメージや希望条件を整理しておくと、実際に家づくりを進める際にスムーズになります。また、外観や内装デザインのイメージを決める際に、工務店やハウスメーカーのホームページ等で施工事例を参考に、お気に入りのイメージをピックアップするのがおすすめです。
オオトリ建設では、さまざまな施工事例を紹介していますので、「オオトリ建設 | 施工事例」を合わせてご覧ください。
STEP2:施工会社を選ぶ・土地探し
予算や理想の家のイメージがある程度固まったら、土地がある場合もそうでない場合も、まずは依頼する工務店・ハウスメーカー探しから始めましょう。例えば、土地が決まっていない場合、土地探しを不動産会社に依頼することもできますが、土地だけ先行して購入すると、土地代と建築の工事費のバランスを取るのが難しくなってしまいます。
工務店・ハウスメーカーで土地探しも並行して依頼することで、全体の予算配分を考えて土地探しや家づくりを一貫して進められます。また、土地探しから依頼することで、土地の形状や周辺環境にあった間取りプランなども素早くスムーズに対応できるメリットもあります。
理想の家づくりをするためには、希望を汲みとってイメージを実現してくれる、提案力や施工力のある相性の良い工務店やハウスメーカーを選ぶことが何より重要です。工務店やハウスメーカーを調べる際には、あらかじめ、ご自身の希望や優先順位を決めてから資料請求や情報収集して、各社の特徴や強みを比較すると良いでしょう。
STEP3:間取り・見積りプランの提案
候補の工務店・ハウスメーカーを数社に絞り、予算や希望条件等を伝え、間取り・見積りプランの作成を依頼します。打ち合わせをして、見取り図、見積概算書、資金計画書などの書類を作成してもらいます。
各社の間取りプランや見積りを比較して1社に絞り込んでいきましょう。複数の会社の間取りや見積りプランを比較することで、自分の希望に合った相性の良い会社を見つけやすくなります。
この段階で大切なのは、家づくりの要望をしっかりと反映した間取りプランを作成してもらい、なるべく現実的な見積りを出してもらうことです。そうすることで、のちのプラン確定の際に大きく予算オーバーするリスクを防げます。
また、実際に完成した家のイメージを見てプランを決めたい場合は、完成見学会がおすすめです。オオトリ建設では、完成見学会や無料相談会、モデルハウス見学会を定期的に開催しています。
こちらの「オオトリ建設 | イベント」で詳細情報や申込受付をしておりますのでぜひ合わせてご覧ください。
STEP4:工事請負契約
注文住宅を依頼する工務店・ハウスメーカーと工事請負契約(本契約)を締結します。工事請負契約後にプラン変更が発生した場合、変更契約を結ばないといけません。
後から変更の計画による追加費用がかからないように、工事請負契約の際には、間取りや設備が希望条件に沿っているかなど、契約内容をしっかりと確認しておきましょう。また、この契約の時点で、最高で建築費の10%の申込金(手付金)がかかるケースもあるので、依頼する担当者に詳細を聞いておきましょう。
STEP5:詳細打合せ・建築プランの決定
工事請負契約後、工務店・ハウスメーカーとさらに詳細な打ち合わせをし、建築プランを決めていきます。建築プランを立てる際は、以下のような項目を検討していきます。
・間取りや設備の詳細
・内装、外観デザインの決定
・着工日や地鎮祭について
・建築確認申請
・住宅ローンの本審査
建築確認申請とは、建築を予定している建物が建築基準法などに適合しているかどうかを確認する申請で、完成した図面やその他書類をそろえて自治体に提出します。建築許可が下りたら、着工可能となり、住宅ローンの本審査を受け、金融機関と契約になります。
注意点としては、建築確認後には変更できない部分があるため、事前にどこまで変更可能かを担当者に確認しておきましょう。変更により、建築確認の再申請が必要となってしまう場合、追加費用がかかるのに加えて、工期が長引く可能性もありますので気をつけましょう。
STEP6:着工
プランが確定したら、いよいよ新築工事が着工します。工事が始まる前に、工事の騒音や重機の通過に配慮して、近隣に挨拶しておく必要がありますが、こちらは施工会社に任せることもできます。
その他、施主の希望があれば、地鎮祭や棟上げのタイミングで上棟式を行う場合もあります。
また、工事中は、可能であれば工事の邪魔にならない範囲で進捗状況や状況を確認しに足を運ぶことも大切です。工事内容が図面などの建築プランと相違がないか、設備が要望と合っているかなど細かな点を確認しておくと、後のトラブルを避けられます。
STEP7:竣工・引き渡し
建物が竣工して完成したら、自治体へ申請した建築確認申請に基づく「完了検査」を受けます。建物の引渡し前には、図面どおり問題なく完成しているか、設備等の不具合がないかなど、施主が立ち会って最終的なチェックをします。
引き渡し後に不具合等の修繕を依頼した場合、追加の工事費が発生する可能性もありますので、引き渡し前にしっかりとチェックして気になる箇所があれば遠慮なく伝えるようにしてください。正式に引き渡しとなったら、金融機関から住宅ローンが実行され、建物がご自身の名義で登記されます。
説明を受け、鍵を受け取り入居可能となり、いよいよ新築マイホームの暮らしがスタートします。
【注文住宅】費用の種類
注文住宅にかかる費用は、「本体工事費」+「附帯工事費」+「諸費用」の3種類に分かれます。一般的に「建築費は○○○万円です」と言った場合、ほとんどの場合は「本体工事費」のみを意味し、その他工事費や諸費用は含まれていないので注意が必要です。
それぞれの費用を順に解説します。
本体工事費
本体工事費とは、注文住宅の総予算の大部分を占めており、工事費全体の7割程度が目安です。一般的に建築費と言われています。本体工事費に含まれる費用としては、仮設、基礎、構造体、屋根、内装、仕上げ、設備などが挙げられます。
本体工事費の価格は、施工会社やどのような家を建てるかによって異なりますが、1,600〜3,800万円ほどが一般的に多い価格帯になっています。
附帯工事費
附帯工事費とは、家の建築外に必要な工事費用のことで、工事費全体の2割程度が目安です。附帯工事として含まれるものとしては、庭やアプローチなどの外構工事や、屋外給排水工事どなが挙げられます。
その他、地盤が強くない場合は地盤改良費や古い家が残っている場合には解体工事費などが必要となるケースがあります。
諸費用
諸費用に含まれるものとしては、印紙税や登録免許税などの税金、登記費用、建築確認申請費用などが挙げられます。諸費用は、工事費全体の1割程度が目安で、設計料を除き、一般的に100〜150万円程度かかります。
この諸費用は、当初提示される見積概算書に含まれていない場合があるので、施工会社に確認しておきましょう。
【注文住宅】支払いとローンの流れ
注文住宅を建てるときにどうしても避けて通れないのが「お金の流れ」と「住宅ローン」についてです。こちらでは、気になる支払い回数やタイミング、住宅ローンの組み方や詳細について見ていきましょう。
支払いのタイミング
支払い条件やタイミングは、施工会社によって多少異なりますが、注文住宅の場合は一般的に3〜4回に分けて建築を支払います。事前に支払いのスケジュールやタイミングをチェックして、資金計画についても施工会社にしっかりと相談するようにしましょう。
また、家を建てる際に利用するローンとしては、「住宅ローン」と「つなぎ融資」があります。住宅ローンというのは、家が竣工して引き渡しされた際に正式に融資されるものなので、着工時〜竣工までの間はつなぎ融資を利用して支払いに当てることになります。
住宅ローンの組み方
住宅ローンの融資を受けるためには、「事前審査(仮審査)」と「本審査」があります。
事前審査(仮審査)では、年収や勤続年数などをもとに審査されます。【STEP3:間取り・見積りプランの提案】の時点で作成される間取り図や見積書を提出して、簡易的な事前審査を受けます。
次に、依頼する工務店・ハウスメーカーと工事請負契約し細かな建築プランの詳細を打ち合わせした後、自治体に提出する建築確認申請が下りたら、本審査の書類を金融機関に提出し、より詳細な審査が行われます。【STEP5:詳細打合せ・建築プランの決定】の後に速やかに手続きを進めましょう。
つなぎ融資とは
住宅ローンが実行されるのは、基本的に家の引渡し時のため、引渡し前に必要な費用(土地購入費、着工金、中間金等)の支払いのために、住宅ローンとは別に資金を準備する必要があります。このような場合に、一時的に立て替えるためのローンが、つなぎ融資です。
つなぎ融資を利用したい場合は、金融機関と住宅ローンを契約する際に、つなぎ融資が利用可能かどうかも確認しておきましょう。つなぎ融資の返済は、住宅ローンの実行により完済します。
オオトリ建設は心動くデザインを最高の技術で住まいを提供します
オオトリ建設では、デザイン事務所と連携し、お客様一人ひとりの「自分らしさ」を住まいというカタチで実現する建築設計を行っています。好奇心と個性を大切に考え、お客様らしさのこもった理想の注文住宅・デザイン住宅をお届けします。
ヒアリング
イメージをお伝えいただき、趣味や好きな食事、好きな服やインテリア、映画など、お客様らしさを表現する材料を聞かせて頂きます。「雑誌やドラマのようなお洒落な暮らしがしたい」などざっくりとしたイメージでも大丈夫です。
斬新なデザインから、なんかいい感じ…というものまでお洒落もさまざまですが、基本はやはり”シンプル”。永きにわたり飽きのこない住空間をご提案いたします。
あなたらしさ
人にはその人にしかない特有の「個性」があるように、建築にもそれぞれのもつ「空気感」があります。あなたらしさを表現した、“たった一つの空間”。
趣味・趣向・生活習慣・子どもとの関わり合い、将来設計など、どれを取っても皆と同じものなどありません。お客様一人ひとりが自分らしく暮らしを楽しむための空間創りをご提案いたします。
機能的で快適
機能的であること:それは安全・快適に暮らすための『建物の性能』です。スムーズな『動線計画』:デザインを追求するあまり、これを失っては”住まい”とは呼べません。
「夏は涼しく冬は暖かい」、そして「片付けやすく、使いやすい」「プライバシー」も大切です。これらが快適な住空間の基本と考えます。
あなただけのデザイン
「こんなデザインの家にしたい」と具体的なイメージを考えられていたり、オオトリの施工事例を見て、「この家と同じにしたい!」と思ってくださる方もいらっしゃいます。
ですが、オオトリはこれまでに全く同じ家を作ったことはありません。ヒアリングをもとに、ライフスタイルや好みのテイスト、家族構成などあなたらしさを取り入れることで、2つとない”あなただけのデザイン”をご提案しています。
まとめ
注文住宅の家を検討する場合、まずは、全体の流れを把握することが大切です。注文住宅の場合、自分の希望に合わせて家を建てられるため、おしゃれな理想のマイホームを建てたい人にはおすすめです。
ただし、自由度が高い分、手間や時間はかかるため、事前の下調べや段取りなど計画的な対応が必要になります。工務店やハウスメーカーに問い合わせする前に、ある程度、「どのような家を作りたいか」という家づくりのイメージや予算を家族で話し合っておくのがおすすめです。
また、思い描いている家づくりを実現するためには、施工力や提案力のある施工会社に依頼することが重要です。じっくり検討し、納得のいく施工会社を見つけて、おしゃれな理想のマイホームを作りましょう!
▼おしゃれな家の外観事例は、インスタグラム,Youtubeで配信をしています。是非チェックしてみてください!