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玄関ドアを選ぶときのポイントとは?素材や機能など種類による違いを解説します

目次

玄関のドアは家の第一印象を大きく左右します。何色にすればいいか、どのようなデザインにすればいいかと悩まれるのではないでしょうか。

 

マイホームにぴったりの玄関ドアを選ぶためには、色やデザインだけでなく素材や種類、機能まで考慮する必要があります。

 

この記事では、玄関ドアを選ぶためのポイントを素材・種類・色・機能性から紹介します。

玄関ドアの選び方4選

玄関のドアを選ぶときには、素材・種類・色・機能性といったポイントに注目しましょう。

 

家の第一印象にも大きく影響することから、見た目も大事にしたいところです。さらに、玄関ドアは家の中でも触れる機会が多い場所でもあります。見た目だけでなく使い勝手にも気を配りましょう。

①玄関ドアのメーカーから選ぶ

玄関ドアは多くのメーカーによって作られています。

 

玄関ドアの性能について大きな差はありませんが、ラインナップされている玄関ドアのデザインは異なります。ここでは、代表的なメーカーを3つ挙げて特徴を紹介します。

YKKAP

画像引用元:YKKAP

 

ドア、窓、サッシなどの住宅建材やビル用商品を扱うメーカーです。ドアのボタンを押すだけで鍵の開け閉めができるスマートコントロールキーが搭載されている玄関ドアや、顔認証で解錠できる自動ドアもあります。

 

木目調のナチュラルなデザインの玄関ドアが豊富で、外観と調和のとれた玄関ドアにしたいと考えている人も、気に入るデザインが見つかるかもしれません。

リクシル

画像引用元:LIXIL

 

100年以上の歴史をもつブランドを展開しているメーカーです。スマホを鍵のリモコンとして使える電子錠がついた玄関ドアや、高断熱仕様など高機能なものもあります。

 

デザインや色が豊富なため、ぴったりの1枚が見つけやすいでしょう。天然木の質感がリアルに再現された玄関ドアもラインナップされており、木製ドアにしようか迷っている人にもおすすめです。

三共アルミ

画像引用元:三協アルミ

ドアやサッシなどの住宅建材のほか、エクステリア建材やビル建材までを総合的に扱っているメーカーです。

 

玄関ドアに関しては、ハウスメーカーで採用されることも多く、品質に定評があります。防火機能や高断熱などの機能を備えたドアだけでなく、個性的なデザインのドアも扱っています。

②玄関ドアの素材から選ぶ

玄関ドアの主な素材は、木製と金属製です。木製の玄関ドアと、金属製の玄関ドアについて特徴を紹介します。

木製の玄関ドア

 

木製のドアは、自然素材にこだわりたい人や、ナチュラルな雰囲気にしたい人におすすめです。デザインの選択肢は狭まりますが、木製ドアの場合、以下のようなメリットがあります。

  • 熱伝導率が低くいため断熱性が高い
  • 見た目にぬくもり感がありやさしい雰囲気
  • 天然の木目は唯一無二でオリジナリティがある

ただし、木特有の膨張や収縮がおこることや、メンテナンスが必要な点はおさえておきましょう。

金属製の玄関ドア

金属製のドアには、アルミ、ステンレス、スチールといった金属がよく使われます。

 

木製ドアよりも豊富なデザインや色から選びたい人や、お手入れは簡単な方がいいと考えている人は、金属製の玄関ドアを検討するとよいでしょう。

アルミ製ドアの特徴

多くの住宅で採用されており、比較的安価かつ軽量タイプの玄関ドアです。ポピュラーであるぶん、色やデザインの選択肢も多いです。

 

木目調にデザインされたアルミ製のドアもあるため、木製ドアにしたいけれど価格やメンテナンスの面で迷いがある場合にも検討しやすいでしょう。ただし、多くの住宅で採用されていることから、木製ドアのようなオリジナリティは感じにくいかもしれません。

ステンレス製ドアの特徴

メタリックな質感とクールな印象のステンレス製ドアは、耐食性に優れています。さびにくいという特徴から、潮風にさらされる沿岸部の住宅にもぴったりです。

 

ただし、アルミ製ドアに比べるとラインナップは少なめです。たくさんのデザインから選ぶということは難しいかもしれません。

スチール製ドアの特徴

スチール製ドアは、安価かつ機能性に優れています。遮音性や防火性に優れており、機能的なドアが欲しい人に向いています。

 

デザインはシンプルな物が多く、洗練された印象の物が多いため、高級感が感じられるのも特徴です。ただし、重量はアルミ性に比べると重たくなりやすいです。

③玄関ドアの種類から選ぶ

玄関ドアの種類には開き戸、引き戸、スライディングドアといったものがあります。

 

玄関の広さや間取り、動線、家族構成、ライフスタイルなど、さまざまな要素を考慮してドアのタイプを決めましょう。

開き戸

奥へ押す・手前へ引く、という動作で開閉できる一般的なタイプのドアです。

 

豊富なデザインがあり、気密性といった性能面も高いといえます。ただし、開閉するスペースがデッドスペースになるデメリットがあります。

引き戸・スライディングドア

引き戸は、左右で引き違いにスライドさせるドアです。スライディングドアは、室内側あるいは室外側、どちらか片方のドアがスライドするものをいいます。

 

デッドスペースがなく、ドアを開閉するときに風であおられる心配もありません。レール部分にゴミやホコリなどがたまりやすい点が難点です。

④玄関ドアの機能から選ぶ

風通しや採光などを確保するための機能や、防犯性と使い勝手をよくする機能などがついた玄関ドアもあります。

通風・採風ドア

玄関のドアを閉めたまま、ドアについている窓から風を通すことができます。ドア本体は施錠したまま、ドアの窓を開けることが可能です。通風用の窓も施錠できるようになっており、防犯面の心配は不要です。

 

通風・採風ドアには、窓とあわせて家全体の空気の流れを大きくできることや、こもりがちな玄関のニオイも換気によって解消できるメリットがあります。通風窓は細かな網目のネットが施されており、虫の侵入を防げます。

 

玄関からも換気できるようにして、さわやかで快適な住まいにしたい人におすすめの機能です。

採光窓つきドア

採光窓がついているタイプのドアです。採光窓のデザイン、位置、大きさによって取り込める光の量や、光の差し込み方が異なります。

 

小さめの窓や、細いスリットの採光窓であれば、プライバイシーを確保しつつ光を取り込むことが可能です。大きめの採光窓でも、窓ガラスの表面に模様がついているものであれば外から室内が丸見えになることはありません。

 

玄関ドアに採光窓がついていることで、玄関が明るくなるだけでなく、外観にも抜け感や遊び心をプラスすることができます。

電気錠

電気錠にはさまざまな種類があります。子どもを抱っこしている、買い物の荷物で手がふさがっている、というときでも簡単に鍵を操作できるのが魅力的です。

 

オートロックモードがついた電子錠であれば「玄関の鍵、閉め忘れたかも……」という不安を取り除いてくれます。

玄関ドアの色を選ぶコツ

玄関ドアの色によって、家の印象は大きく変わります。家の見た目だけでなく、傷や汚れの目立ちやすさも気になるところではないでしょうか。玄関ドアの色を選ぶときのポイントをまとめました。

 

他にも玄関ドアの参考事例を参考にしたい方は「玄関ドアは何色にする?選び方と注意点!」もあわせてどうぞ。

外壁となじませるかアクセントにするかを考える

 

まずは、外壁と玄関ドアをなじませるのか、あるいはドアをアクセントとして目立たせるのかを決めると色が決まりやすくなります。

 

外壁と玄関ドアをなじませたいのであれば、外壁と似た色や相性の良い色を選びましょう。まとまり感のある調和がとれた外観に仕上がります。

 

一方、玄関ドアをアクセントにしたいのであれば、外壁とドアの色味を大きく変えるとパッと目を引く外観になります。

汚れや傷の目立ちにくさを考慮する

白、濃い色淡い色は傷や汚れが目立ちやすいといえます。反対に、グレー系や木目調の茶色は傷や汚れが目立ちにくいでしょう。

 

玄関ドアとして人気のある黒色は、土や砂などの汚れは目立ちにくいものの、白く乾いたあとはやや目立ちます。

 

頻繁にお手入れするのは難しいという方は、傷や汚れが目立ちにくい色の玄関ドアを選ぶとよいでしょう。木目調の茶色であれば外観との相性も合いやすいはずです。

虫がよりつきやすい色を避ける

植物の色や、紫外線に反射する色は虫が寄りつきやすいといわれています。具体的には、白色、黄色、青色といった色に虫が寄りやすい傾向があります。

 

虫が寄ってきにくい外壁の色としては、グレー・茶・赤・ピンクなどが挙げられます。虫が苦手な方は、なるべく虫が寄りにくい色から選ぶのもよいかもしれません。

 

まとめ

玄関ドアの色やデザインによって、家の印象はガラリと変わります。外壁と調和のとれた色やデザインにするとまとまりがよくなりますが、玄関ドアを外観のアクセントとして目立たせるという考え方もあります。

 

また、外からの見た目だけでなく、素材や機能性についても考えながら選べると良いですね。

 

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