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注文住宅の代表的なオプションからニッチなオプションまでご紹介!後悔しない選び方まで詳しく解説します
目次
新築で家を建てる場合、さまざまなオプションをつけることができます。
「注文住宅でオプションをつける必要はあるのか?」
「つけたいオプションがたくさんあるけれど、つける価値はある?」
「他につけておくべきオプションは?」
……といったことで悩んでいる方も少なくないでしょう。
追加費用を払って導入したものの実際はあまり役に立たず後悔する、という失敗は避けたいところですよね。この記事では、オプションを紹介したうえで、不要なオプションで後悔しないためのコツを解説します。
注文住宅のオプションとは?
住宅のオプションとは、標準仕様の設備をグレードアップさせるためのものです。追加で費用をかけ、より便利に、より快適に暮らすための設備を導入します。
フルオーダーの注文住宅の場合、もともとすべて自分好みにカスタマイズできるため、オプションという考え方が存在しないことになります。
ハウスメーカーや工務店によって、標準仕様やオプションの選択肢は異なります。たとえば、ハウスメーカーA社では標準仕様になっているものも、工務店B社ではオプションとして追加費用をかけなければいけない。といったこともあり得ます。
注文住宅のオプション紹介
注文住宅のオプションを紹介します。ハウスメーカーや工務店によっては、標準仕様になっているものもあるかもしれません。
また、オプションとして選べないものもあるでしょう。必ずできるというわけではありませんが「こういうオプションがあったらいいな」という参考にしてください。
キッチンのオプション例
一般的にオプションとして扱われるキッチンの設備は以下です。
- ビルトイン食洗機
- ビルトインオーブン
- タッチレス水栓
- 自動洗浄機能付き換気扇
- パントリーやカップボード
キッチンのメーカーやグレードによって異なります。
人気のオプションはビルトインタイプの食洗機やオーブンです。設置するスペースがいらないため調理台を広く使えるというメリットがあります。
手をかざせば水が出るタッチレス水栓は、調理で手が汚れているときや、両手が塞がっているときにもあると便利でしょう。水が出しっぱなしになりにくい点も嬉しいポイントです。
トイレのオプション
一般的にオプションとして扱われるトイレの設備は以下です。
- タンクレストイレ
- 自動センサー照明
- 手洗いカウンター
タンクレストイレとは、その名の通り便器の後ろの貯水タンクがないタイプのトイレのことです。やや高めのオプションですが、トイレをスッキリ見せたい人、高級感のあるデザインにしたい人にとってはオススメのオプションです。
その他にも、自動センサー照明も人気です。トイレに入ると自動で照明が点灯し、動きがないまま一定時間を経過すると自動で消えるため、電気の消し忘れがありません。
浴室のオプション
一般的にオプションとして扱われる浴室の設備は以下です。
- 浴室乾燥機・浴室暖房
- ジェットバス
- 浴室内テレビ・オーディオ
- お風呂の蓋フック
- 床のオプション
1日の疲れを癒やすジェットバスや、お気に入りの番組や音楽が楽しめる浴室テレビやオーディオといったオプションもあります。
少しニッチですが、お風呂の蓋フックもオススメです。お風呂の蓋をホールドしておけるフックがあると、風呂蓋にカビが発生しにくく、保管しておくスペースも省略できるため便利でしょう。
居室・リビングのオプション
一般的に居室・リビングのオプションとして扱われる浴室の設備は以下です。
- 床暖房
- 無垢フローリング
- 電動シャッター
- 二重サッシ
床であれば、床暖房や無垢フローリングなどをオプションで選択することができるかもしれません。オオトリ建設では無垢フローリングを標準仕様として採用しています。調湿性があるため夏はサラッとした肌触りで、素足でもベタベタせず快適に過ごせます。
窓は、電動で開閉できるシャッターや二重サッシなどもオプションとして挙げられます。電動シャッターであれば、重いシャッターを上げ下ろしする必要がなくボタン一つで簡単に開閉可能です。
インテリアのオプション
- 間接照明
- インテリアカウンター
- アクセントクロス
家をおしゃれに彩るインテリアもオプションとして選択できるものがあるかもしれません。
空間にやわらかさや奥行きを与える間接照明を導入したり、インテリアカウンターをリビングの一角に設置してデスクコーナーを吊ったりすることも可能です。
おしゃれな柄のアクセントクロスもポイント使いをすれば部屋の完成度がぐっと高まるでしょう。オオトリ建設では、照明やカーテンも全て標準仕様に含まれています。
外装・外構のオプション
- ウッドデッキ
- インナーガレージ
- 土間
セカンドリビングとしても活用できるウッドデッキをオプションでつけられる場合もあります。天気のいい日にはウッドデッキで食事をしたり、子どもたちの遊び場にしたりすることもできます。
インナーガレージ(ビルトインガレージともいう)は、雨や風から愛車を保護するだけでなく、DIYなど趣味の作業スペースとしても活用できるというメリットもあります。
ペットに関するオプション
- ペットドア
- ペット用フローリング
- ペット用壁紙
ペットドアは、人が出入りするドアについているペットが出入りするための小さなドアです。ペットドアがあると、犬や猫が自由に出入りできるようになります。また、ペットがいるとフローリングや壁紙が傷つきやすくなります。傷に強いペット用フローリングや壁紙をオプションでつけられるのであれば検討してみてもよいかもしれません。
防犯に関するオプション
- 防犯カメラ
- モニター付きインターホン
- 防犯ガラス
家族や財産を犯罪から守るための設備もオプションとして導入できることがあります。防犯カメラには、人が通ると自動的に灯りがつくセンサーライトが一体化したものもあります。
玄関周りでは、モニターが付いたインターホンがあると来客の顔を確認してからドアを開けられます。
防犯ガラスは、特殊なフィルムにより割れにくくされた窓ガラスです。ガラス自体に「CPマーク」のシールが貼ってあるため、空き巣などから狙われにくくなるメリットもあります。
オプションで後悔しないための6つのポイント
オプションはどれもつけたくなるものですが、不要なオプションに費用をかけてしまうと後悔するかもしれません。
本当に必要なオプションだけを導入し、後悔しないためのコツを1から6つのポイントに分けてそれぞれ解説します。
- オプションに優先順位をつける
- オプションのデメリットを確認する
- 人気のオプション=必要なオプションと考えない
- 実際に利用するシーンをイメージする
- 長期的な目線でオプションの必要性を考える
- オプションにかける予算を決めておく
オプションに優先順位をつける
オプションの優先順位について家族で話し合っておきましょう。優先順位をつけておけば、予算をオーバーした場合に、優先順位の低いものから削ることができます。
優先順位を決めていないと、単純にオプションの価格が高いものから削ることになってしまいます。本当に必要なオプションがつけられず、あまり必要なかったと思うようなものが多くなって購入後に後悔してしまうなんてケースもあります。
オプションのデメリットを確認する
オプションはメリットだけでなくデメリットととなる部分もしっかり考慮しましょう。
デメリットを考慮しても欲しいと思えるオプションであれば、取り入れたあともよっぽど後悔することはありません。
人気のオプション=必要なオプションと考えない
オプションが必要かどうかは、家族のメンバーやライフスタイルを軸に考えましょう。
「口コミで人気だから」
「友達が便利と言っていたから」
など、よそのおうちでは重宝しているオプションでも、自分の家にも必要とは限りません。
人気のオプションをつけるのではなく、自分たちに必要なオプションを導入するのが後悔しないコツです。
実際に利用するシーンをイメージする
オプションが必要か不要かを判断するために、実際に利用しているシーンをイメージしてみましょう。オプションを使っているシーンを簡単にイメージできるものは、導入して使う可能性が高いです。
一方、オプションを使っているイメージがぱっと浮かばない場合は、導入しても使わない可能性が高く、つけて後悔するオプションとなるかもしれません。
長期的な目線でオプションの必要性を考える
オプションの必要性を長期的な目線で検討しましょう。今は欲しいと思えるオプションも、10年後、20年後には持て余してしまうかもしれません。
たとえば、子どもが自立して一緒に暮らさなくなった後に大型の収納がぽっかり空いてしまったり、現在所有している車にぴったりのインナーガレージも車を替えれば不便になったりすることもあるでしょう。
オプションにかける予算を決めておく
オプションにかける上限額をあらかじめ決めておき、その範囲内におさまるようにしましょう。オプションはどれもつけたくなってしまうものですが、予算を大幅に超えるようでは金額の面で後悔することになるかもしれません。
さらに、電気製品のオプションは10年前後で寿命をむかえ、交換や修理に費用がかかることも意識して予算を決めたいところです。つけたいオプションについて正確な見積もりを取り、予算内におさめるようにしましょう。
まとめ
標準仕様では満足できない場合、より快適に、より便利に暮らすためにオプションをつけることを検討してもよいでしょう。とはいえ、あれもこれもオプションをつけようとするとあっという間に予算をオーバーしてしまいます。
不要なオプションまでつけないよう、導入するオプションは慎重に選びたいところです。本当に必要なオプションを選ぶことができれば、マイホームでの暮らしがより豊かになるはずです。
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