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愛知県で平屋を建てるならオオトリ建設。平屋を建てる場合の費用相場やオオトリ建設の施工事例を紹介
目次
愛知県は47都道府県のなかで4番目に人口が多く、県庁所在地である名古屋市を中心に、約750万もの人が暮らしています。日本の中心に位置し、トヨタ自動車をはじめとする大手企業が多数揃う愛知県は住み心地がちょうどよく、戸建て住宅を建てる人も少なくありません。
そんな愛知県で新築の購入を検討している方のなかには、近年人気の平屋住宅を希望している方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は愛知県で平屋の建築を考える際に知っておきたいポイントとともに、オオトリ建設の平屋の施工事例を紹介します。
愛知県の住宅費用の相場は?
新築を考える際、最初に知っておきたいのは家づくりに必要な土地の広さと、住宅建築にかかる費用相場です。特に土地代はエリアによって大きく異なるため、建築予定地の坪単価は必ず確認しておきましょう。
参考までに、愛知県で注文住宅を建てた方の平均的な坪数と費用を、全国平均と比較して紹介します。
全国 | 東海圏 | |
建物のみ住宅面積(坪数) | 122.8㎡(37.1坪) | 125.2㎡(37.8坪) |
建築費用(建物のみ) | 3,572万円 | 3,788万円 |
土地付住宅面積(坪数) | 111.5㎡(33.7坪) | 116.0㎡(35.0坪) |
建築費用(土地+建物) | 4,694万円 | 4,693万円 |
引用元:独立行政法人住宅金融支援機構│2022年度フラット35利用者調査
愛知県で戸建て住宅を建てた方がかけた費用は全国平均と大差はありませんが、土地をやや広めにとって建物にお金をかけていることがわかります。
物価高騰が続く近年、住宅建築にかける費用は全国的に増加傾向で、今後はさらに値上がりする可能性があるため、予算は多めに見積もっておきましょう。
住宅地の価格が高い愛知県の自治体は?
上記の調査結果からは、愛知県の土地の取得費用には1,000万円程度が発生することが読み取れます。この価格はエリアによって千差万別で、利便性の良い地域や人口が集中しているエリアは平均よりも大幅に跳ね上がります。
特に地価が高い自治体は以下の5つです。これらのエリアで土地からの住宅購入を考えている方は、費用が平均よりも上回る可能性があることを念頭に置いておきましょう。
順位 | 市町村名 | 平均価格(円/㎡) |
1位 | 名古屋市 | 212,200 |
2位 | 刈谷市 | 166,000 |
3位 | 知立市 | 151,200 |
4位 | 安城市 | 145,000 |
5位 | 長久手市 | 143,200 |
引用元:愛知県地価調査
特に県庁所在地である名古屋市の地価は突出していて、愛知県全体の平均価格である112,300円を10万円近く上回っています。名古屋市16区のなかでも繁華街の栄がある中区の地価は937,300円と突出して高く、住宅地として人気が高い東区(374,700円)や千種区(309,500円)も平均の3倍以上の価格です。
名古屋市以外を見ても、愛知県は全体的に地価が上昇しているので、ある程度余裕を持って購入できる土地を見つけておきましょう。
なぜ今平屋が人気なのか?
愛知県の注文住宅のなかで近年人気が高まっているのが、1階層の伝統的な日本家屋である平屋です。なぜ平屋が今注目を集めているのでしょうか、愛知県で平屋を選ぶメリットと合わせて5つの理由を紹介します。
生活動線がコンパクトで共働き世帯も快適
共働き世帯が増加し、家事の時短化が求められる昨今、廊下や階段が少なく、家中を移動しやすいコンパクトな住宅が注目されています。平屋は生活のすべてが一階のみで完結するため生活動線が短く、家事をする際も非常に効率的です。
就業構造基本調査結果によると、愛知県の夫婦共働き世帯率は50.9%であり、全国的に見ても高い傾向にあります。そのため、生活動線が短く、効率的な家事を実現できる平屋は今後愛知県でさらに人気が高まるかもしれません。
バリアフリー仕様で高齢者も暮らしやすい
階段がなく、移動の際に足腰への負担がかかりにくい点は平屋の大きなメリットであり、その点を考慮して平屋を選ぶ人が少なくありません。愛知県の総人口のうち高齢者が占める割合は25.6%と上昇しており、今後高齢化率はさらに高まっていくと予想されています。
自分自身や家族の老後を考えて平屋を選ぶ人が増加するのは自然な流れだといえるでしょう。
関連記事:平屋のメリット・デメリットを徹底解説!人気の理由や2階建てとの違いもご紹介
太陽光設置面積を広く取れる
愛知県は元々持ち家率が高く、太陽光設置補助金制度を設けている自治体が多いことから、太陽光発電システムの設置数が全国でトップクラスです。2階建て住宅よりも屋根の面積を広く取らなければならない平屋では、大きめの太陽光パネルを設置して、多くの売電収入を得ることができます。
さらに2階建てよりも高さがない分、太陽光パネルのメンテナンスも簡単で、設置のメリットを感じられる理想的な住宅と言えるのです。
おしゃれな平屋の増加
平屋というと昔ならではの日本家屋というイメージが強いかもしれませんが、現在はトレンドを取り入れたおしゃれな平屋がたくさん誕生しています。アウトドアリビング付きの平屋や、リゾートホテルのような平屋など、見ているだけでテンションが上がってくるデザインも少なくありません。
愛知県にはおしゃれな平屋を提案するハウスメーカーや工務店がいくつか存在するため、複数の業者に依頼して、多様なアイデアを提案してもらうことができます。
関連記事:憧れのおしゃれな平屋 おしゃれな平屋の実例や間取り設計の注意点を解説
地震に強い
2階建てや3階建てに比べて長方形や正方形など、シンプルな構造で造られる平屋は、縦や横の揺れの影響を受けにくく、耐震性が高いとされています。建物自体が低く、安定性があることも地震の影響を受けづらい要因のひとつです。
愛知県が位置する東海地方は、南海トラフ地震の発生が危惧されているエリアで、新築時に耐震性を重視する人も少なくありません。そのような方にとって、平屋はまさに理想的な住宅です。
愛知県で平屋を建てるときの注意点
平屋にはメリットが多く存在しますが、デメリットもゼロではありません。愛知県で平屋を建てる際には、どのようなデメリットを理解しておいたほうが良いのでしょうか。
ここからは平屋のデメリットを紹介したうえで、理想の家づくりを叶えるポイントを紹介します。
広い土地が必要で費用がかさみやすい
例えば延床面積60坪の戸建て住宅を建てたい場合、2階建てであれば1階と2階30坪ずつで60坪の家を建てられます。しかし、一階のみの平屋となると60坪以上の土地が必要となり、その分だけ土地代が発生します。
また、土地は広ければ広いほど固定資産税も上がるため、ランニングコストの負担も大きくなってしまうのです。ここまででご説明した通り、愛知県は比較的地価が高く、名古屋市や刈谷市のような人気の都市であれば、地価も上がります。
極力予算を抑えて平屋を建てたいのであれば、比較的地価が低いエリアを選んだり、狭小平屋やローコストな平屋を検討してみたりすると良いでしょう。
関連記事:平屋をローコストで建てるには?金額別の平屋施工事例や安く建てるポイントを解説
防犯リスクを考慮する必要がある
人口が多い愛知県は犯罪の発生率が比較的高く、2022年の警察庁の調査によると、刑法犯認知件数は東京、大阪、埼玉に次ぐ全国4位です。住まいの防犯対策を考えるうえで重要となる住宅侵入盗認知件数や住宅侵入盗検挙率はいずれも全国ワースト5であり、空き巣や強盗からの被害を受けやすいエリアと言えるでしょう。
平屋はすべての部屋が一階部分にあるため、2階や3階建て住宅よりも住宅侵入被害に遭いやすいと考えられます。
浸水のリスクを考慮して選ぶのが大事
豪雨や河川の氾濫によって床下浸水や床上浸水が起きた場合、2階への垂直避難ができない平屋住宅は、どうしても水害のダメージを受けやすくなります。
事前にハザードマップで浸水リスクが低い地域かどうかをしっかりと確認し、できる限り高所を選ぶと水が家屋に流れ込んでくるリスクを減らせます。
愛知県内の平屋の建築事例
ここではオオトリ建設が実際に手掛けた愛知県内の平屋の事例を3つご紹介しますので、ぜひ新築計画の参考にしてください。
超開放的な平屋リゾート
「施工事例‐超開放的 平屋リゾート」から動画や写真をぜひご覧ください。
扶桑町に誕生したこちらの平屋は、「シンプルスタイリッシュ × ヤシの木」の目を引く外観が特徴的。「超開放的平屋リゾート」をコンセプトにしていて、光が降り注ぐ開放的で明るいLDKは、まるで海外のビーチリゾートのよう。
グレージュ×ブラウンを組み合わせたキッチンや、吹抜けから垂れるリゾート照明もスタイリッシュなLDKづくりに一役買っています。洗濯から収納までがすべて完結するランドリースペースは、マリンテイストにコーディネートされていて、とても爽やかですね。
アウトドアリビングの平屋
「施工事例‐アウトドアリビングの平屋」から動画や写真をぜひご覧ください。
名古屋市緑区内で建築したこちらの事例は、リゾートホテルのような開放感が魅力で、とても32坪の敷地に建っているとは思えない平屋です。
大空間のリビングが実現できるのは平屋ならではのメリットで、明るくて暮らしやすいLDKとなっています。トレンドのランドリールームが備わっていて、家事動線を短くすることに成功しています。
ジャパンディスタイルな平屋
「施工事例‐ジャパンディスタイルな平屋」から動画や写真をぜひご覧ください。
西尾市に建築したこちらの平屋は敷地面積35坪で、日本と北欧をミックスしたジャパンディテイストが特徴です。
中二階という間取りを活かして、デッドスペースを籠れる趣味室にしています。
ジャパンディスタイルということで、洋のテイストが強い平屋の中に和室も設けています。
コの字の平屋
「施工事例‐コの字の平屋」から動画や写真をぜひご覧ください。
こちらはあま市に建築したグレージュモダンなコの字型の平屋です。
LDKではどこにいても温かい光が入るようにと計算した結果、コの字の形状に収まりました。
2.5帖のヌックを配置したことで、ただ座るだけではなく、寝そべってリラックスできるようになりました。
白と濃い木目の組み合わせは洗練されつつもぬくもりのある印象で、ずっとそこにいたくなる空間に仕上がっています。
愛知県で平屋をお考えの方はオオトリ建設へ
愛知県で平屋を建てるときのポイントを中心に、おすすめの施工事例をご紹介いたしました。ほどよく都会で人口が多い愛知県は暮らしやすい県ですが、エリアやハウスメーカーの選び方を誤ると、平屋の新築がうまくいかないことも。
今回ご紹介したポイントを押さえつつ、その土地の事情に精通した業者を選ぶことをおすすめします。オオトリ建設はこれまで愛知県内におしゃれで機能性の高い平屋をいくつも建築してきました。
その豊富な実績をもとに注文住宅づくりを行っておりますので、新築を計画されている方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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