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注文住宅の打ち合わせは、どのくらいかかる?打ち合わせで注意すべき点を抑えよう
目次
注文住宅の打ち合わせは、理想のマイホームをつくるために、欠かせない工程です。まだ何も決まっていない状態であるため、自分たちの希望を正確に施工業者に伝えるところからスタートしましょう。
当記事では、注文住宅の打ち合わせにかかる期間と流れを詳しく解説します。良い施工業者を見極めるためのコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
注文住宅の打ち合わせにかかる期間と流れ
注文住宅の打ち合わせは大きく分けて、「契約前」「契約後」「着工後」の3つのステップに分かれます。まずは、注文住宅の打ち合わせにかかる期間と流れについて確認していきましょう。
契約前の打ち合わせ
契約前の打ち合わせにかかる期間は、およそ1~3ヶ月です。契約前の打ち合わせでは、主に以下のような内容について相談します。
- 資金計画
- 間取りや内装・外装、住宅設備について
- スケジュール
- 地鎮祭に関すること
契約前の打ち合わせは、マイホームの全体像を決める、とても重要なステップです。そのため、打ち合わせ段階のなかでも、最も多くの時間を要します。
決めなければならないことも多く大変ですが、理想の住宅を完成させるためにも、しっかりと一つひとつの項目を話し合ってい
きましょう。
契約後
契約後の打ち合わせにかかる期間は、およそ1~3ヶ月です。契約後の打ち合わせでは、主に以下のような内容について相談します。
- 契約までに決められなかった細かい設備・デザインについて
- 工事が問題なく進んでいるか
- 上棟式に関すること
契約後は壁紙や照明、コンセントの設置場所など、契約までに決められなかった細かい設備やデザインについて打ち合わせします。
このとき、計画した通りに工事が進んでいるかについても確認しておきましょう。変更や修正が必要な場合は、早急に担当者に伝えることが大切です。
着工後の打ち合わせ
着工後の打ち合わせにかかる期間は、およそ1ヶ月です。着工後の打ち合わせでは、主に以下のような内容について相談します。
- 支払い
- 住宅の最終確認
- 品質検査
施主検査とは、計画通りに住宅が施工されているか、図面を見ながら確認する作業です。具体的には、選んだ天井や壁紙、床材の材質や色は合っているか、キッチンやトイレ、お風呂などの設備は注文したものと間違っていないかなどをチェックします。
施主検査が無事に完了したら、およそ2週間で引き渡しとなります。
注文住宅の打ち合わせ前にしておきたい準備
注文住宅の打ち合わせをスムーズに進めるためには、事前準備が欠かせません。ここでは、注文住宅の打ち合わせ前にしておきたい3つの準備について紹介します。
予算をあらかじめ決めておく
注文住宅は、「理想通りの家にしたい!」という思いから、どうしてもあれもこれもと希望を詰め込んでしまいがちです。
しかし、すべての理想を叶えようとすると、最終的に金額が膨れ上がってしまい、想定以上の金額になってしまったというケースは決して珍しい話ではありません。
住宅ローンが払えなくなるリスクを減らすためには、あらかじめ無理のない予算を立てておき、予算内で家づくりを考えていく必要があるのです。
理想の住宅のイメージづくりをする
予算が決まったら、住宅のイメージを具体化するために資料集めをしましょう。資料集めは、カタログやSNSなどを活用しても良いですし、実際に展示会に足を運ぶ方法もあります。
この際、導入したい設備やデザインの優先順位をつけることもポイントです。予算内で全ての要望を組み込めるとは限らないので、なにを優先し、なにを妥協するのかを検討しておきましょう。
質問したい項目をまとめておく
注文住宅の打ち合わせは、話し合わなければならない項目も多く、何かと時間がかかるものです。当日、「バタバタしていて聞きたいことが聞けなかった」と、慌てないためには、あらかじめ質問したい項目をまとめておくのがおすすめです。
質問リストを作成しておくことで、打ち合わせ時に確認しておくべきことが明確になり、打ち合わせの質が向上します。ご家族で話し合う時間を設けて、疑問や意見をたくさんリストアップしておきましょう。
注文住宅の打ち合わせで注意すべきポイント
多くの人にとって初めての経験となる注文住宅の打ち合わせは、「具体的に何を注意すれば良いのだろうか…」「優良な施工業者の見分け方は?」など、さまざまな疑問が生じるものです。
そのような悩みを解消するべく、ここでは注文住宅の打ち合わせで注意すべき3つのポイントを紹介します。
施工業者ごとの特徴や強みを把握する
一口に「注文住宅メーカー」といっても、タイプは非常に多岐に渡ります。また、施工業者ごとに得意な工法や外観デザインは異なるものです。
例えば、西海岸テイストが得意な施工業者に和モダンテイストの施工を依頼しても、イメージがうまく伝わらない可能性があります。「こんなはずじゃなかった…」とならないためには、あらかじめカタログや施工事例などから得意とする工法や外観デザインをチェックし、建てたい家のイメージと近い事例が多い施工業者を選ぶことが重要です。
余裕を持ったスケジュールを組む
注文住宅の計画〜施工完了までには、一般的に半年〜1年半程度の時間を要します。しかし、天候不順や資材不足といったさまざまな理由から、当初予定していたスケジュール通りに工事が進まないこともあります。
仮に、転勤やお子様の進学のタイミングに合わせて完成を予定していた場合、新居へ入居できないと、通勤や通学に苦労するおそれがあります。
現在の住宅の契約期間に合わせて予定を立てていた場合は、仮住まいを用意する必要があるといった懸念も考えられます。工期の遅れなどは、やむを得ず発生する場合もあり、対策をしていても絶対に避けられるとは限りません。
そのため、工期遅れも見越して、余裕を持ったスケジュールを組んでおくようにしましょう。
複数の施工業者を比較する
複数の施工業者に相見積もりを依頼することも忘れてはならないポイントです。相見積もりを依頼することで、相場を把握しやすくなるうえ、業者選びに公平性が出ます。
具体的には、相見積もりを取ることで工事価格を業者ごとに比較することができ、家づくりに必要な金額の平均を知ることができます。
また、相見積もりを通じて家づくりにおける業者の姿勢や信頼性を確認することも可能です。相見積もり自体は決して悪いことではありませんので、気になる業者があれば、遠慮なく見積もりを依頼しましょう。
信頼できる施工業者を見極めるコツ
多くの人にとって、人生初とも言える大きな買い物になる注文住宅。理想の家を叶えるためには、信頼できる業者に施工を依頼することが重要です。ここでは、信頼できる施工業者の選び方を紹介します。
営業担当者の誠実性
住宅は人生におけるとても大きな買い物です。完成後に後悔しないためには、安心して工事を任せられる営業担当者のいる施工業者を選ぶのが肝要です。
例えば、こちらの話をしっかりと聞き、真摯に相談にのってくれたり、打ち合わせの記録を都度残してくれる担当者であれば、誠実性があると判断できます。
反対に、質問に対する回答が適当であったり、契約を必要以上に迫るような担当者は避けたほうが良いでしょう。なお、担当者以外の部分で気に入っている施工業者があれば、一度担当者の変更をお願いしてみるのもひとつの手です。
注文住宅に関する知識が豊富
住環境やメンテナンス、ローンといった、注文住宅に関する知識が豊富である業者を選ぶのも有効です。家づくりは、何かと分からないことも多く、不安や悩みなどが尽きないものです。
そのようななかで、具体的な提案をしてくれる業者は、信頼性が高いと言えるでしょう。また、プラス面だけでなくマイナス面も正直に伝えてくれる担当者のほうが、安心して相談しやすいと言えます。
技術力に優れている
信頼できる施工業者かどうかを判断するうえで、施工実績は非常に重要なポイントになります。
なぜなら、施工実績が豊富であるのは、それほど多くの人が依頼している人気の業者であり、高い技術力を有していることの裏付けになるためです。
カタログや業者のWebサイトから過去の施工事例を確認し、これまでの施工件数や施工内容をしっかりと吟味しましょう。
まとめ
今回は、注文住宅の打ち合わせにかかる期間と流れ、良い施工業者を見極めるためのコツについてお話しました。
注文住宅の打ち合わせには、「契約前」「契約後」「着工後」の3つのステップがあり、トータルでおよそ1年ほどの時間がかかります。
理想のマイホームをつくるためには、どれも欠かせないステップです。営業担当者と密なコミュニケーションを取りながら、打ち合わせを重ねましょう。
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