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今さら聞けない!間取り図の略語について(上級編)|オオトリ-鳳建築 -名古屋-
目次
こんにちは!オオトリ建築のスタッフです。
間取り図面における略語について第二弾です!
前回は初級編をご紹介しましたが、今日は上級編!!
さて、いくつわかるでしょうか??(^▽^)/
▼目次
・間取り図略語初級編について
└SB
└CF
└RF
└MB
└PS
└S
・番外編
└ユーティリティ
└アルコープ(アルコーブ)
・まとめ
間取り図略語上級編について
初級編はなんとなく直感的にわかるものも多かったかもしれませんが、上級編では「全然何のことだか分からない…」と言われがちな間取り図の略語をご紹介させていただきます。
あくまで一般的な間取り図で使用される略語で、かつ見る機会の少ないものという範囲のものです。
それではいってみましょう!
SB
「SB=シューズボックス」。
下駄箱の事を指しますが、広めである場合は「SIC/SCL=シューズインクローゼット」と表記する場合もあります。
CF
「CF=クッションフロア」のことです。
床の表面にビニール製のマットが敷いてあることを指します。
あまり見かけなくなりましたが、居室や洋室と表記する代わりに「CF」と表記してあることもあります。
RF
「RF=ルーフフロア」。つまり、ロフトのことを言います。
「LOFT」と表記される場合もあります。「LF」ではないのが不思議ですね^^
MB
「MB=メーターボックス」。マンションなどの間取りで見かけることが多いと思います。
最近では家の外、玄関横に設置されていることが多く、居住スペースとは完全に分離されていることがほとんどです。
PS
「PS=パイプスペース」です。水道管や電気の配線などが集まる場所です。
通常はマンションなどの共用部や廊下に面した箇所に置かれます。
実は英語にすると「Pipe Shaft」であり、Pipe Spaceではないんです。これもまた不思議ですね^^
S
たまに間取りの中でSLDKと表記されていることがあります。
LDKはわかるけど、Sって何!?という方がほとんどです。
間取り図では「SR」と書かれることもあります。これは「SR=サービスルーム」の略なんです。
簡単に言うと「納戸」のこと。
どうして部屋として認識されないのかということが気になりますが、その理由は採光や空気を取り入れる窓が無い場合、建築基準法で居室として認められていないからです。
そのため、一応自由に使えるスペースという意味で「S=SR=納戸」という表記をするのです。
SLDKは、LDKに納戸が付いているという認識でOKです。
番外編
ユーティリティ
略語ではないですが、よく目にする言葉だと思います。
ユーティリティ(utility)は「役立つ」「有用な」という意味で、一般的には洗濯、アイロンかけなどの家事作業をするような空間として設けているスペースを指します。
具体的な用途としては限定されていませんが、家事室として使われることが多いようです。
アルコープ(アルコーブ)
アルコープとは、マンションなどの共有ろうかから玄関が少し凹んだ(へこんだ)部分を指します。
一軒家ではポーチとして表記されます。
玄関と通路との間に空間を置くことで、玄関扉を開けた時に部屋の中が丸見えになるのを防ぎ、プライバシーを確保できることがメリットです。
お子様の自転車などを置いたり、植物を置いたりするための自由な屋外スペースとしても使えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
目にしたことはあるけど、深く意味まで知らなかった~なんてものもあったのではないでしょうか?
略語は他にもありますので、暇つぶしに調べてみるのも楽しいかもしれません(*´▽`*)
お家を建てる時間取り図面で、ご紹介したような略語が出てきたら、「あ!これブログで見た!」となるかもしれませんね(笑)
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