スタッフブログ 失敗しない家づくりのためのお勉強
美しすぎる板張り天井でもっと木を楽しみたい!
目次
こんにちは!オオトリ建築の菊地です!
いよいよ春がきたというようなお天気で、とっても気持ちがいいですね。
卒業式や卒園式のシーズンで、近くの学校から歌声が聞こえてきます。
少し寂しい気持ちにもなりますが、新しいスタートを応援したいです(^▽^)/
今日は最近人気の「板張り天井」についてお話したいと思います。
無垢の床材というのは、今やすっかり定番になりつつあります。
木の魅力をもっと堪能したいという方は、天井にも無垢材を使ってみてはいかがでしょうか?
空間を個性的な印象にしてくれ、さらに木の温もりを与えてくれる板張り天井の魅力と、その注意点をご紹介します。
▼目次
・板張り天井とは
・板張り天井にするメリット
・板張り天井のデメリット
・どんな場所に使われている?
・まとめ
板張り天井とは
その名の通り、天井に板張りをすることです。
天井を無垢の板張りにすることで空間のアクセントとなり、また木の香りや温もりを感じられます。
シンプルな部屋も個性的に仕上がります。なによりおしゃれ!
木が好き、木目に癒されたいという方にはおすすめです。
板張り天井にするメリット
高級感を感じられる
メリットとしてまず挙げられるのが、重厚で高級な感じを出せるという点です。
天井を板張りにすることで木目の美しさが際立ち、シックで落ち着きのあるおしゃれな印象を与えることができます。
そして、間接照明と組み合わせるとさらにオシャレ度が上がります。
木材の種類や色にこだわることでより効果的な部屋の雰囲気づくりができます。
ただし、選ぶ木材によってはかえって圧迫感が強まったり、ちぐはぐな印象を与えたりすることもあるので、素材選びの段階から注意することが重要です。
リラックスできる
無垢の木材を使うことで、より一層くつろぎを感じられます。
天然木の風情を活かすことで、まるで広い森の中で森林浴をしているような気分に!
自然素材ならではの温かみが伝わってきます。
天井の高さを強調できる
天井が低いと、どうしても閉塞感を感じてしまいます。
しかし、天井を板張りにすることで、屋根の勾配をそのまま活かした勾配天井を作れます。
勾配天井にすることで縦に視線が広がり、解放感あふれる空間を演出できます。
天井を板張りにすることで、より高さが感じられる部屋作りが可能になります。
梁やダクトの凹凸を隠すことができる
工夫次第で梁やダクトの凹凸をうまく隠すことができます。
クロス張りの天井は、梁やダクトに沿ってクロスを張るのでどうしても凹凸が目立つことが多いです。
しかし板張り天井の場合は、邪魔な凹凸を目立たせず逆に素敵なアクセントとして利用することもできます。
メンテナンスがしやすい
もし天井の一部が傷んでしまったとしても、その部分のみの取り換えで済みます。
広範囲を貼り替えなくてはならないクロスよりも、実はメンテナンスしやすいという意外なメリットもあります。
板張り天井のデメリット
クロス仕上げよりも費用がかかる
無垢板の張り付けには技術が必要です。
材料費も作業費もクロス仕上げよりかかってしまうので注意しましょう。
間取りによっては圧迫感を感じることもある
壁紙が白い部屋の天井に木を張ると、どうしても暗い印象になってしまう場合があります。
良く言えば落ち着いた印象ですが、天井の色が暗いと圧迫感が強調されてしまい部屋が暗く狭く感じられてしまいます。
低めの天井に板張りを使う場合は色に十分気をつけましょう。
板張り天井を取り入れる場合は、吹き抜けなどある程度高さのある場所に取り入れるのが良いでしょう。
どんな場所に使われている?
リビング
くつろぎの場所であるリビングの天井は板張りにおすすめです。
ゆったりとした憩いの時間を過ごせます。
最近はLDKが一つの部屋になっている家も多いので、リビングだけを板張りにしてゆるやかな境目として印象付けることもできます。
階段
天井が高く、開放的な階段の天井にも板張りは合います。
階段がただの上下の繋ぎとしての役割だけでなく、木の温もりを感じるお気に入りの場所に。
書斎
書斎や作業部屋などの、あえて閉塞感を出し、こもって作業に集中したい場所にもオススメです。
落ち着いた雰囲気を醸し出すことができます。
玄関
玄関ポーチの天井に。
外壁との異素材の組み合わせはとってもおしゃれ!注目される外観になりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シンプルな部屋にも個性が生まれる板張り天井。
天井の低さや閉塞感が気になるようなら、一部だけにアクセントとして使ったり、寝室や趣味の部屋などの個室に取り入れるとよいでしょう。
板張り天井は素材の魅力を活かしてこそ意味があり、用途に合った素材選びと魅力を引き出せる場所選びをすることが重要です。
壁の色や素材、手持ちの家具などとの相性を良く考えながらどこに取り入れるかを決めていきましょう。
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