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日本と海外の家事の捉え方の違いとは?
目次
今回は海外と日本の家事のとらえ方の違いについてお話していきます。
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海外での家事のあり方?
海外の家事事情は日本と大きく違う点があります。
それは海外の多くの国々では「家事は楽をするもの」という認識で捉えられているのです。
1 家電に出来ることは家電に任せる
食事の後後片付けも、洗濯もすべて機械任せなのがアメリカ人の家事!
アメリカではあまり家事に意味を見出していないようです。
やらないで済むのならやらないのがアメリカの家事なのです。
2 ハウスキーパーを雇っている
中には住み込みでハウスキーパーを雇う世帯も多いのです。
シンガポールではハウスキーパーのサービスは当たり前なのです。
3 家事を徹底的にシンプルに
朝と晩は基本的に火を使わない食事をしているドイツ。
目立った食文化とも言えますね。例えば朝食はパンにハムを挟んだシンプルなサンドイッチ、牛乳をかけるシリアルなど。
メリハリがある食生活を送っているのです。
今の日本では?
ではなぜ日本が家事の分担率が低いのか?
日本の実情をご紹介いたします。
1 男性の労働時間が長い
日本人男性の家事の分担率を上げるには、労働環境の問題は避けては通れないでしょう。
2 男性が育児休暇を取得しにくい。
子どもが生まれ父親の自覚が芽生えると同時に家事にも目が向くようになったケースが多いのです。
ですが、男性の68%ほどが、育児休暇の取得と希望しているという東京都の調査結果が出ています。約60%近くの男性が育児休暇を取得したいけど我慢している状態が見えてきます。労働環境の問題からも家事分担率に影響を及ぼしていることが想像できます。
3 家事への価値観が海外と真逆
少しでも汚れが残っていれば女性がやり直しをして、家事とカウントされないこともあるといいます。海外と比べて家事のハードルが著しく高いこと、男女で家事に携わる頻度に隔たりがあることも家事分担率が低い理由の1つかもしれませんね。
4 専業主婦に社会的地位がある
「専業主婦にも給料が支払われるべき」と日本人は家事に対して価値を求めていることが伺えますね。
お休みの日に夫婦でやる趣味くらいの感覚になればもう少し家事の負担が減り、家事分担率が上がるかもしれませんね。
家事を取り組みやすいような間取りを取り入れる
「ご飯を作る」「ゴミを捨てる」という家事の中にも、献立を考えたり、家の中のゴミをまとめたりと……。
日常に少しずつ存在しているけれど、その作業を家事のだとなかなか認識されない”名前のない家事”なのです。
じつは、間取りや動線の工夫で解決できることも多いのです。
「自分のことは自分で!」マイセルフ動線とは?
「自分のことは自分でやる」この習慣は、「マイセルフ動線」を玄関から辿ることで解決できます。
・ファミリークローク
玄関の隣に設置して、上着やランドセル置き場を確保できれば、「ソファーに置きっぱなし…」ってことはなくなります。
自分専用のカゴを用意しておけばスッキリきれいにまとまるはず!
・パントリー
キッチンに面した大容量のパントリー。
買い物後にまとめて収納できるので、「あれ?どこにしまったっけ?」ということはなくなるはず。
あちこちに収納する手間を省けます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
海外と比べると日本では家事の分担ができていないことが分かりました。
これらはすぐに変わることではありません。
ですが、男性の家事・育児への意識は大きく変わりつつあります。
また間取りや収納のやり方ひとつで家事の負担が格段と減ります。
まずはできることから始めて、お互い納得できるような家事の分担がしたいですね!
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